MENU

JAマイカーローンの審査基準や評判、審査期間、必要書類を解説!

JAマイカーローン

JAバンクのJAネットローンマイカーローンは、本審査前に事前申し込みにより仮審査を行います。

仮審査は厳しいものではなく、最短であれば翌営業日、遅くとも3営業日にはメールか電話で結果連絡があります。

審査日数は地域や営業所などに違いがあります。

JAマイカーローンの審査基準や評判、審査期間、審査落ち理由、繰り上げ返済、必要書類、金利や借入限度額、保証会社などの情報を分かりやすく解説します。

目次

JAネットローンマイカーローンの特徴

JAネットローンマイカーローンの特徴

JAマイカーローン 商品概要

スクロールできます
融資金利固定金利型と変動金利型
融資金額1,000万円以内
融資期間6ヵ月以上10年以内
返済方法元利均等返済(ボーナス併用返済可)
担保不要
保証各JA所定の保証機関の保証
在籍確認あり
必要書類1.印鑑(普通預金取引印)
2.本人確認書類
3.本人の年収を確認できる書類のコピー
4.資金使途を証明するもの見積書・契約書など
利用対象エリア日本全国対応
保証会社三菱UFJニコス・その他各JA所定の農業信用基金協会保証

自動車購入以外の利用用途が豊富

JAネットバンクのマイカーローンは以下のような利用用途に利用できます。

  • 自動車・バイク・除雪機(いずれも中古を含む。)の購入資金および購入に付帯する諸費用
  • 自動車等の点検・車検・修理費用、保険掛金運転免許の取得のための資金
  • カー用品(カーナビ等)の購入資金
  • 車庫建設のための資金
  • 金融機関・信販会社等自動車ローンの借換資金(残価設定型クレジットをを含む)

このように、JAのマイカーローンは新車の購入に限らず様々な用途に利用可能です。

なお利用枠についても、最大1000万円まで可能になっています。

保証会社付きなので保証人や担保が必要ない

JAネットローンマイカーローンでは所定の保証会社を利用するため、別途保証人や担保を利用者側で用意する必要はありません。

JAのマイカーローンの保証会社は農業信用基金協会または三菱UFJニコスです。

農業信用基金協会による保証を受ける場合はJAの組合員資格が必要になりますが、保証会社がニコスの場合には、JAの組合員である必要はありません

元金貸

JAにツテがない場合は、保証会社はニコスになります。

各地域のJAによって金利等は異なるのはデメリット?

JAのマイカーローンの母体であるJAバンクはJA○○(地域名)ごとに運営されており、マイカーローンにおいてもお住まいの地域のJAのものを利用することになります。

融資条件等の細かい条件は各地域のJAが決めているため、地域によって異なる部分があります。

なおJAの組合員の場合は、店舗にもよる部分はありますが金利や保証料などが優遇されることがあります。

そのため、詳細はお住まいの地域のJAに問い合わせてみるのがおすすめです。

JAのマイカーローンの金利の一例
  • JA兵庫六甲・・0.8~2%(保証料別)
  • JA横浜・・1.59~3.59%(保証料込み)
  • JA東京あおば・・変動金利:年2.775%、固定金利:年3.725%(ただし店頭金利は+2.2%)
  • JA福岡・・年1.5~1.7%(保証料別)

JAマイカーローンは、地域によって金利等の貸付条件などに違いがあります。
申し込み前に必ずお近くのJAバンクで事前に確認をしましょう。

インターネットで申し込み可能

JAネットローンマイカーローンはインターネットから24時間申し込みが可能です。

利用を検討している場合、まずはインターネットで事前申し込みするのがおすすめです。

一部JAでは来店不要で手続きが可能です。

無理のない返済ができる

JAネットローンマイカーローンでは、ライフスタイルにあわせた融資額や融資期間、返済方法等を選択できます。

例えば、月々少額ずつ返したい・資金が足りないなどのご希望を伝えれば、無理のない返済計画を提案してくれます。

申し込み可能な年齢の幅が広いというメリット

申し込み資格は細かく言うと地域によって違いますが、基本的にJAのマイカーローンは18歳~75歳まで申し込め、他のマイカーローンと比べて年齢的な縛りが緩い傾向にあります。

農業を生業にしている高齢者の方が車を買えるように、そういった仕組みにしているのかもしれません。

そうはいっても基本的に農業従事者でない方でも75歳まで申し込み可能なので、高齢者の方でマイカーローンを組みたい方には有力な候補になるのではないでしょうか。

JAマイカーローンの事前仮申込から契約までの流れ

JAバンク口座を保有されていない方は、正式申込のときに、JA店頭で、普通貯金口座の開設が必要です。

JAのマイカーローンを利用するための流れは以下の通りです。

STEP
住所や郵便番号から該当する地域のJAを選択する

自宅の住所や勤務先の住所や郵便番号を入力し、取り扱い可能なJAを選択します。

金利など貸し付け条件を確認し、申込画面に進みます。

STEP
仮申込画面で申し込み

仮申込画面で必要な情報を入力し、送信してください。内容の確認のため、電話連絡が入ることがあります。

STEP
仮審査結果の連絡

仮審査の結果は仮申込み受付後最短翌営業日~5営業日後に出ます。結果はメールあるいは電話で連絡してくれます。

受付日や時刻などの状況によっては、審査連絡が遅れることもあります。

STEP
正式申込

仮審査に通ったら近くのJA店頭等で正式に申し込んでください。契約書類の提出やすべての手続きが完了し、本審査に通れば、融資が実行されます。

JAマイカーローンの在籍確認は勤務先へ電話で連絡がある

JAマイカーローンの申し込み後、勤め先等へ在籍確認の電話が必ずあります。

JAマイカーローン担当者の方が個人名で連絡してくれます。

休日で勤務先に在籍確認がとれない場合は、平日に在籍確認の連絡があります。

JAバンクマイカーローン申し込み前に必ず知っておきたい!審査に落ちる原因とは?

JAバンクマイカーローンでは、実際に融資が行われる前に審査があり、審査が通らなければ融資を受けることはできません。

審査に落ちる原因としては以下のようなものが考えられます。

  • 借入額が年収に見合っていない
  • 信用情報に問題がある
  • 安定収入がないとみなされた

ローンを組むうえで重視されるのが「割賦取引利用可能枠」と呼ばれるものです。

割賦取引利用可能枠は「年収に対するローンなどの年間返済額の支払可能見込額」を意味します。支払可能見込額を算定する方法は、【年収-年間支払予定額-法律で定められた生活維持費=支払可能見込額】という計算になります。

返済に対する負担率が高ければ高くなるほど返済の負担は大きくなり、貸し倒れのリスクが高いと見なされます。

そのため、年収に不相応な借り入れの申込をすると、審査に落ちやすくなります。

また、ここでいう返済負担率はマイカーローンだけでなくすべてのローン関連の返済を対象として算出します。

他のローンの支払いが多く残っていたり、借り入れ件数が多かったりすると、審査に落ちる要員になることもあります。

信用情報とは?延滞履歴も大丈夫?審査に必要なポイント

またいわゆる「信用情報に問題がある」状態であっても審査に落ちやすくなります。

われわれ個人のクレジットカードやローンなどの利用歴は、信用情報機関と呼ばれる会社に一定期間保存され、この信用情報機関に保存されている情報の事を「信用情報」と呼びます。

信用情報には以前に延滞等をしてしまった場合、履歴もしっかり一定期間保存されてしまいます。

過去に延滞を繰り返したり長い期間延滞をしてしまったりし、信用情報に登録されていると審査に通るのが難しくなってしまいます。

不安な方は、信用情報機関の一つであるCICから利用履歴を取得して確認してみることをお勧めします。

また高い金額を借り入れる以上、安定収入があるかどうかは大事です。

そのため一般的に安定していると言われる正社員の方の方が、基本的に審査では有利になります。

申し込み前後での相違に注意!融資を受けるためには正確な情報が必要

「事前申し込み」の入力内容と正式申し込みの内容に相違・変更があったときは、「申し込み可能」の通知に関わらず、融資を断られる場合があります。

間違えのない内容で申し込みすることが大事です。

心配な方必見!JAマイカーローンの審査に通るための秘訣とは?

JAのマイカーローンの審査は厳しいと言われることも多いうえに、審査内容が公表されているわけではないので、審査が心配な方も多いのではないでしょうか。

審査に100%通る方法は基本的にありませんが、以下のようなポイントに注意すれば、審査に通る確率を高めることは可能です。

  • ローンの残債がある場合、できるなら一括返済をしておく
  • 年収に対して借入額が大きくなりすぎないように注意する
  • 信用情報に傷を残さないようにする(心配な場合は信用情報機関に開示請求)

キャッシングなどの無担保ローンなどの残債がある場合、審査に与える影響を少なくするためにも、一括返済ができるものは済ませておくと、審査対策になります。

年収に対して借入額が大きいと審査に通りずらくなります。逆に言えば借入額が小さければ年収に自信がなくても審査に通ることは可能です。

アルバイトパートなどの方は、他のマイカーローンを検討する方が得策です。

事前に自身の返済負担率を計算しておき、借入額が妥当かどうか確認しておきましょう。場合によっては車種のグレードを下げること等も検討すると、審査に通る確率が上がります。

また、信用情報に致命傷を残さないのは前提です。信用情報機関に開示請求をすることもできるので、気になる場合は実際に申し込む前に確認しておいても良いでしょう。

JAマイカーローンの審査に落ちたから、全てのマイカーローンの審査に通らないということではありません。審査基準や条件なども様々で違いがあるためです。ただし同じ保証会社のマイカーローンは避けた方が無難です。

この記事を書いた人

元金貸のアバター 元金貸 貸金業務取扱主任者

キャッシング・消費者金融などの借金問題、資金調達などの専門家。貸金業務取扱主任者資格を持ち、金融業界の裏側まで知る元貸金業者。

目次