ネット銀行は金利が低いことで知られていますが、ネット銀行のひとつである住信SBIネット銀行は、金利の安さだけではなく、安心をプラスできる住宅ローンといえるでしょう。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンは、インターネットから24時間お申し込みが可能で、仮審査時間は3営業日以内に完了し、仮審査結果はメールなどで連絡があります。
審査結果も早くて便利な住信SBI銀行ネット専用住宅ローン審査に通らないなんて勿体ない話です。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン金利(2022年3月時点)
新規借入の住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン金利は、万が一に備える「団体信用生命保険」の保障プランが金利上乗せされることなく、安心をプラスできる住宅ローンでありながら0.44%となっています。
ネット専用住宅ローン商品の説明 |
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精神障がい等を除くすべての病気・ケガを保障する安心の全疾病保障つき住宅ローン! |
手続き方法 |
WEBで申込みで来店不要 |
主な金利 |
変動金利 新規借入 通期引下げプラン 年0.44% 固定金利 20年 当初引下げプラン 年1.20% |
全疾病保障 |
金利の上乗せなしで保障があります |
融資金額 |
500万円以上1億円以内(10万円単位) |
融資期間 |
1年以上35年以内(1ヵ月単位) |
審査期間 |
最短3営業日 (事前審査) |
融資までの目安 |
正式審査書類の到着から通常1ヵ月~1ヵ月半程度 |
事務手数料 |
融資金額に対して2.20%(消費税込) |
在籍確認 |
在籍確認あり |
保証人 |
原則不要 以下の場合、連帯保証人を付けていただきます。 ・ペアローンでお申込みいただくかた ・収入合算者とお申込みいただくかた ・当社の審査の結果、連帯保証人が必要と判断されたかた |
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン審査に落ちる理由
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン審査に落ちる理由のひとつに、そもそも申込みの条件を満たしていない場合があります。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンを申し込むための条件は、
- 仮審査申込時満20歳以上、借入時満65歳以下、最終返済時満80歳未満であること
- 安定かつ継続した収入があること
- 三井住友信託銀行指定の団体信用生命保険に加入が認められること
- 国内に住んでいること
- 外国人の場合は、日本で永住許可を取得している
上記の条件をすべて満たしていることが必要になります。
信用情報がブラックでも審査に通る?
信用情報がブラックでも審査に通る可能性はありますが、住宅ローンの審査は、貸し付ける金額が高額なため厳しくおこなわれます。
貸し付けたお金が、完済まで継続して支払いができるかを見極めることになりますので、住宅ローン審査の場合には、カードローン審査より甘い部分と厳しい部分が交差しています。
例えば、カードローンは、信用情報に登録された情報に、他社に延滞や遅れなどの情報が記録さていれば審査に通ることはありませんが、住宅ローンは一概に通らないとは言えません。
住信SBIネット銀行で、給料振込みの実績や水道光熱費の引き落としなどで、毎月しっかり実績を作っているなら、住宅ローン審査に有利になり、保証人を付けたり担当者の稟議書次第では審査に落ちないこともあります。
そのため、A銀行の審査では否決になったけど、住信SBI銀行の審査に通過したということもあるわけです。
参考記事
⇒ブラックでも組める住宅ローンの審査に通って家を買う裏ワザ
借入金額や借入件数が多く残っていると、審査に通らないことがありますが、銀行など金融機関は、審査で返済負担率を重視しているためです。
年収に対して返済割合が超えていると判断されれば審査に否決されます。
返済負担率は年収に占める年間返済額の割合のことですで、返済負担率の計算方法は、銀行や信用金庫などの金融機関が独自に設定しており、年収により返済負担率を25~35%程度と違いがあります。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンでは、団体信用生命保険の加入が必須になっているので、団信に加入できなければ融資を受けられません。
フラット35は団体信用生命保険の加入は必須ではななく任意になっていますので、団信の審査に不安な方は、フラット35を検討することも必要です。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローン申込みから事前審査や契約までの流れ
住信SBIネット銀行ネット専用住宅ローンの利用までの流れは、事前審査のお申し込み → 事前審査結果の連絡 → 正式申込書類の送付 → 正式申込書類の提出 → 本審査 → 本審査結果回答連絡 → 契約手続き → 抵当権設定の手続き → 借り入れとなっています。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンウェブサイトより、申し込みフォームに必要事項を入力して送信します。
口座取引がない場合にはWEBから口座開設と住宅ローンの同時申込をおこなえます。
申込書に記入された情報と信用情報機関(JBA)に登録された情報を基に審査が行われ、追加として日本信用情報機構(JICC)に登録されたキャッシング等の履歴も照会しています。
事前審査はお申し込み後、通常3営業日以内に完了することになり、審査結果の連絡はメールであります。
事前審査(仮審査)に承認されると正式申込になります。
事前審査結果の連絡から2営業日後に、仮審査に可決されたかたには、住信SBIネット銀行より正式審査のお申込みに必要な書類が送られてきますので、正式審査申込書に、必要な個所に記入捺印して、必要書類を同封して返送します。
正式審査書類の到着から、融資が完了するまでには、通常1ヵ月~1ヵ月半程度が必要になります。
正式審査に承認された方は、別途、住信SBIネット銀行より借入手続きに関する案内が送られてきます。契約手続きは、書面かWEBサイトになっています。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンのメリット
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンのメリットとして、一部繰上返済は1円からでき、手数料も無料だということがあげられます。
毎月の返済額を変更せずに期間を減らす期間短縮型、期間を変更せずに毎月の返済額を減らす返済額軽減型の2つから選ぶことができるのです。
融資の条件のひとつに団体信用生命保険への加入が必須になっていますが、金利上乗せなしで全疾病保障を基本付帯になった団信が付いてきます。
がん、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎などで就業不能になった場合、毎月の支払と返済を保障してくれるのが、団体信用生命保険(団信)です。
女性には、通常の「全疾病保障」に加えて、「ガン診断給付金特約」を基本付帯として借入れができ、保険料は三井住友信託銀行が負担しますので、自身の追加負担はありません。
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンのまとめ
住信SBIネット銀行のネット専用住宅ローンに限らず、住宅購入費は高額の借入のため、審査基準や審査内容などは厳しいです。
ローン返済で延滞や滞納をしたことがある場合には、仮審査の段階で審査に否決されることもありますが、本審査は仮審査よりも厳しく行われます。住信SBIネットと保証会社により厳格に行われます。
抵当権設定の手続きを行うため、住信SBIネット銀行指定の司法書士と面談をおこないます。
事前審査に承認されても、本審査で否決になる場合もあります。住信SBIネット銀行の住宅ローン審査に否決されたから、他の銀行や住宅ローンの審査に通らないといえません。
団体信用生命保険・全疾病保障の保険料が無料だという点はありがたいと思います。