マイホームを購入する際、住宅ローンを借りる先を、皆さんはどうやって選びますか?
不動産屋がすすめる金融機関、普段から取引がある地元の銀行、ネット銀行という選択肢もあります。
住宅ローンは手続きが面倒なので、不動産屋がすすめる銀行で契約をする人が多いようですが、借入先をどこにするのかによって金利は変わってきます。
そして、その金利の差はそのまま返済額の差になりますから、しっかり比較検討することは重要です。
楽天銀行住宅ローンは、変動金利のご利用中はいつでも固定金利に変更可能なので、状況に合わせた金利タイプを選択することも可能になっています。
この記事では、そんな楽天銀行の住宅ローンについて詳しく解説していきます。
楽天銀行住宅ローンの金利と他行の住宅ローン金利と比較してみた
住宅ローンを借りる時、金利の安い銀行などの金融機関で借りたいものです。
金利の差は返済額の差になり、例えば、2000万円借り入れをした場合、金利が0.1%違うと支払額が約25万円違ってきます。
だったら金利の安い銀行のほうがお得と考えますが、実は話はそう簡単ではありません。
なぜなら借入れに手数料がかかるからです。
その手数料は20~50万円程度ですが、銀行によってはそれ以上かかる場合があります。
ですから、金利が低いからといって一概にお得になるとは限らないのです。
楽天銀行住宅ローンの金利
2024年3月現在の楽天銀行の金利は下記の通りです。
- 金利選択型
-
楽天銀行の住宅ローンでは変動金利と固定金利を選択できます。また、借入期間中は希望に応じて変動金利と固定金利を何度でも変更することができます。
金利タイプ 2024年3月
基準金利住宅ローン(金利選択型)借入金利 2024年3月 変動金利 年1.206% 年0.556%~年1.206% 固定金利 2年 年1.728% 年1.078%~年1.728% 3年 年1.827% 年1.177%~年1.827% 5年 年1.997% 年1.347%~年1.997% 7年 年2.165% 年1.515%~年2.165% 10年 年2.384% 年1.734%~年2.384% 楽天銀行HP - フラット35
-
楽天銀行ではフラット35を取り扱っています。
フラット35は民間金融機関と住宅金融支援機構の提携によって提供されていて、長期固定金利が特徴です。
フラット35はやや審査が緩い傾向にあり、自営業者等でも利用しやすいとされています。
また、フラット35は子供の人数や住宅性能によって金利が割り引かれる制度があるため、これより金利を抑えることもできます。
返済期間 住宅ローン 【フラット35】借入金利 団信あり 団信なし 15年以上~20年以下 年1.34% 年1.14% 21年以上~35年以下 年1.82% 年1.62% 楽天銀行HP - つなぎローン
-
つなぎローンは実際に融資を受けるまでのつなぎ資金として利用できるローンです。
返済期間 契約月 つなぎローン融資基準金利 住宅ローン(金利選択型)、【フラット35】、
「固定と変動」お借入時2024年2月 年2.66% 2024年3月 年2.66% 楽天銀行HP
楽天銀行の住宅ローン金利を他行の住宅ローン金利と比較すると?
銀行 | 変動金利の金利 (各銀行のホームページ参照) |
---|---|
楽天銀行 | 年0.556%~ |
住信SBIネット銀行 | 年0.298%~ |
auじぶん銀行 | 年0.319%~ |
三井住友銀行 | 年0.475%~ |
みずほ銀行 | 年0.375%~ |
京都銀行 | 年0.775%~ |
横浜銀行 | 年0.330%~ |
楽天銀行はネット銀行の大手ですが、auじぶん銀行や住信SBIネット銀行など他行には楽天銀行より金利が低い銀行は多いです。
また、大手銀行や一部の地銀などと比較しても楽天銀行の住宅ローン金利は安いとは言えません。
ただし、地銀の場合は楽天銀行より金利が高い所もあります。
実際に融資を受けたときの金利は審査の結果やキャンペーンの利用等によって変わってくるため、あくまで目安として捉えてください。
楽天銀行住宅ローン概要
楽天銀行の住宅ローンは、固定金利と変動金利の両方の金利タイプを選択できるだけでなく、借入期間中はご希望に応じて変動金利と固定金利を何度でも変更することができます。
パソコン・スマートフォンなどインターネットから24時間いつでもお申し込みが可能で、長期8疾病就業不能保障特約付団体信用生命保険が無料になっています。
申し込みから審査・契約まで、インターネットと郵送でのやり取りで完結することが可能で、楽天銀行銀行の口座をお持ちでない方も、申し込みできます。
楽天銀行は、住宅ローンの契約時にかかる諸費用の一部を借入額に含めることも可能になっているので、契約時の資金負担を軽減することができるという点が評価できます。
団体信用生命保険への加入はフラット35を除いて必須となっており、保険加入者が死亡または高度障害状態になった場合に、ローンの残債務が全額弁済されます。
保証料や団信保険料は、楽天銀行が負担してくれるので無料で、連帯債務者である配偶者さまとご夫婦お2人で加入することができる夫婦連生型も用意されています。この場合、加入の際に年0.2%の金利が上乗せされます。
変動金利(固定特約付き)なら、注文住宅等で必要となる土地先行取得資金、着工金、中間金を最大3回分割で利用できる、つなぎローンを利用できます。
借入れ後の繰上返済手数料も無料ですので、返済額を一定にしたまま早期完済を目指したい方は、変動金利(固定特約付き)10年固定金利の住宅ローンでの借り換えがおすすめです。
金利 |
---|
変動金利または固定金利 ※詳細は公式HP参照 |
融資金額 |
500万円以上1億円以内 楽天銀行所定の担保評価に基づき決定する金額を融資金額の上限とします。 |
借入期間 |
1年以上35年以内(1年単位) |
返済方法 |
次のいずれかの方法 ・元利均等毎月返済 ・元金均等毎月返済 |
審査期間 |
最短翌日~10日程度 (事前審査) |
融資までの目安 |
申込みから、2週間~3週間程度 |
事務手数料 |
フラット35:借入額×1.10%(税込) 金利選択型:330,000円(税込) |
団体信用生命保険 |
加入が必須 (ただしフラット35は必須ではない) |
団体信用生命保険料 |
0円 |
保証料 |
0円 |
繰り上げ返済手数料 |
無料 |
保証人 |
不要 |
在籍確認 |
在籍確認あり |
住宅ローンシミュレーション |
利用可能(楽天銀行住宅ローンシミュレーション) |
楽天銀行住宅ローンの最低年収
楽天銀行の金利選択型の住宅ローンの場合、前年度の年収が400万円以上であるという条件があります。
配偶者の年収と合算しても年収が400万円に満たない場合は、フラット35を利用するか、別の銀行の住宅ローンを検討する必要があります。
一方でフラット35の場合は、年収が高くなくても申し込みができますが、年間返済額の年収に占める割合が下記より少ないのが条件となります。
年収 | 基準 |
---|---|
400万円未満の場合 | 30%以下 |
400万円以上の場合 | 35%以下 |
申込者本人だけでは収入用件を満たせない場合は、配偶者や父母(親)、子などの同居予定者が連帯債務者になることで、収入を合算することができます。
なお、連帯債務者は1名のみで、フラット35の場合と変動金利型の場合で収入を合算するための条件が次のように異なります。
- フラット35の場合
-
- 申込者本人の直系親族、配偶者(内縁関係、婚約者または同性パートナーを含む)
- 申込時の年齢が満70歳未満
- 申込者本人と同居する
- 連帯債務者となる(1名のみ)
- 変動金利(固定特約付き)の場合
-
- 申込者本人の配偶者
- 借入時年齢65歳6ヶ月未満で、完済時年齢が満80歳未満
- 申込者本人と同居する
- 連帯債務者となる(1名のみ)
楽天銀行の住宅ローンは融資手数料が安い
楽天銀行の住宅ローン金利は他行と比較すると高くはありませんが、ネット銀行と比較すると最安とはいえません。
言うまでもなく金利の差は支払い額の差に反映されるので、金利は安いに越したことはありません。
特に住宅ローンは元の金額が大きいので、金利が0.1%違うだけでも支払い金額は何十万も差が出ることになります。
そのため、住宅ローンを借りるうえでは金利を必ずチェックしておきたいのですが、実は金利以外にも見ておくべきポイントがあります。
それが融資を受ける際に発生する「手数料」(融資手数料)です。
多くのネット銀行の場合、融資手数料は融資額の2.2%(税込)となることが多いです。
いっぽう、楽天銀行の住宅ローンは変動金利の場合で一律33万円です。
このため、例えば4000万円の融資を受けたときの手数料は融資額の2.2%のパターンだと88万円ですが、楽天銀行で借りると33万円で済むことになり、手数料で55万円もの違いが出ることになります。
また、フラット35においても事務手数料は融資金額の1.1%(税込)に設定されており、他行のフラット35に比べると事務手数料を抑えることができます。
この融資手数料の安さが楽天銀行のメリットといえます。
楽天銀行住宅ローンの団信
楽天銀行の住宅ローンにおいて加入できる団信は下記の表の通りです。50歳以下の方であれば、金利の上乗せなしでがん保障特約付きの団信を利用できます。
また特約無しの団信を除き全疾病特約も付いているので、万が一の時にも安心です。
保障等 | 50%保障がん団信 (全疾病特約付) | 100%保障がん団信 (全疾病特約付) | 全疾病特約付団信 | 団信 (特約なし) |
---|---|---|---|---|
借入時年齢 | 満20歳以上、50歳以下 | 満20歳以上、50歳以下 | 満20歳以上、満65歳以下 | 満15歳以上、 満65歳6ヶ月未満 |
融資金利 | 上乗せなし | 年0.2%上乗せ | 上乗せなし | 上乗せなし |
死亡・所定の高度障害状態に該当したとき | ||||
余命6ヶ月以内と判断されるとき (リビング・ニーズ特約) | ||||
所定のがんと診断確定した場合 | ローン残高の50%保障 | ローン残高の100%保障 | ||
所定のがんと診断され、治療をすべて受けたが、効果がなかったなどと判断されるとき (重度がん保険金前払特約) | ||||
就業不能給付金 【当月において、所定の就業不能状態が15日をこえて継続しているとき、当月の返済額を保障】 | ||||
就業不能保険金 【所定の就業不能状態が1年をこえて継続したとき、債務残高返済に充当】 | ||||
夫婦連生団信 | 任意 ※年0.2%上乗せ | 任意 ※年0.2%上乗せ | 任意 ※年0.2%上乗せ | 任意 ※年0.2%上乗せ |
取扱保険会社 | 楽天生命 | 楽天生命 | 楽天生命 | 住友生命 |
フラット35用の団信
フラット35の場合、団信は絶対に入らなければいけないわけではありませんが、万が一の際を考えれば、入っておいた方が安心です。
フラット35で加入できる団信は「新機構団体信用生命保険制度」で、他の団信と同じように死亡や所定の身体障害状態になった場合などにおいて住宅ローンの支払いの必要がなくなります。
加入する団信 | 新機構団信 | デュエット(ペア連生団信) | 新3大疾病付機構団信 |
---|---|---|---|
借入金利 | 新機構団信付きのフラット35借入金利(先述した金利の項を参照) | 新機構団信付きの フラット35借入金利に年+0.18% | 新機構団信付きの フラット35借入金利に年+0.24% |
楽天銀行住宅ローンのメリット
- 融資事務手数料が安い
- 諸費用も合わせて借りられる
- オンラインで手続きができる
融資事務手数料が安い
楽天銀行の住宅ローンは融資事務手数料が一律330,000円、フラット35の場合も融資額の1.10%なので、他行と比較して安く抑えられます。
特に住宅価格が高額な場合は、融資事務手数料が一律であるメリットが大きく効いてきます。
諸費用も合わせて借りられる
楽天銀行の住宅ローンでは、融資事務手数料などのローンを借りる際に発生する諸費用の分も融資を受けることができます。
審査に通ることさえできれば、今現在用意できる資金が少ない方でもローンを借りやすくなっています。
オンラインで申し込みや相談が出来る
楽天銀行の住宅ローンはオンラインで申し込みができます。
一部書類の提出などは郵送が必要になるので、全てをオンラインで完結させることはできませんが、店舗に出向かなくても手続きができるので便利です。
また、住宅ローンに関する相談(SkypeやZoomを利用)もオンラインで受け付けていて、年末年始を除き朝の9時から夜の9時まで利用できます。
休日に利用する事もできるうえ、夜の遅い時間までやっているので、仕事等で忙しい方であっても利用しやすくなっています。
楽天銀行住宅ローンの申込みから契約までの流れ
楽天銀行の住宅ローンの利用までの流れは、事前審査のお申し込み → 事前審査結果のご連絡 → 正式申込書類のご送付 → 正式申込書類のご提出 → 本審査 → 本審査結果回答連絡 → 契約のお手続き → 抵当権設定のお手続き → 借り入れとなっています。
申込内容をもとに、まずは仮審査が行われます。仮審査では、収入や属性、借入額等をもとに返済ができそうかどうかをチェックします。
本人確認書類や信用情報機関(JBA)に登録された情報を基に審査が行われ、追加として日本信用情報機構(JICC)に登録されたキャッシング等の履歴も照会しています。
事前審査にかかる時間の目安としては2日~1週間程度で、結果はメールで連絡があります。
事前審査の結果が「承認」または「判断不可」であった場合、申込書類一式が送られてきますので、必要事項を記入して申し込みを行います。
本審査を行う上で必要な書類があります。
申込書と必要書類一式は、借り入れ希望月の1ヶ月前までに返送する必要があります。
楽天銀行側で申込書類一式の確認が完了すると本審査になります。本審査では実際に書類をチェックし、返済能力をチェックします。
事前審査に通っている場合は、申し込み内容や書類に虚偽や不正等がなければ本審査に落ちることは少ないですが、事前審査で通れば本審査も絶対通るというわけではないため注意する必要があります。
正式審査(本審査)の時間や日数は、最短で3~4日間程度で終わる場合もありますが、通常1~2週間程度を要します。
また、本審査の際には勤務先へ在籍確認が行われることが多いです。
本審査が承認となった場合、楽天銀行から借入契約に必要な書類が自宅に郵送されてきますので、送られてきた書類に必要事項を記入して返送します。
抵当権設定の手続きを行うため、楽天銀行指定の司法書士と面談を行います。
契約書類は借り入れ希望日の6営業日前までに提出する必要があります。
楽天銀行住宅ローンの審査時間・在籍確認
楽天銀行の住宅ローンではまずは事前審査を行ってから本審査を行うので、合わせて2回の審査があります。
審査にかかる時間は申し込み者の状況によって異なりますので、一概には言えませんが、たいていは本審査の方が長く時間を要します。
事前審査はあまり日数はかかることはなく、比較的早く結果が出るため、事前審査に通った場合であれば、最短5日程度で本審査の申込までが完了します。
本審査には、通常約1~2週間程度の日数が必要になります。
楽天銀行住宅ローン審査結果連絡
事前審査(仮審査)の結果はメールで連絡があります。
いっぽう本審査の結果はメールまたは電話で行われます。
申込時に記入するメールアドレスに審査結果が送られてくるので、メールアドレスは普段チェックしているものを入力してください。
楽天銀行の住宅ローンの在籍確認
住宅ローンでは申込者の申告内容に虚偽が無く、返済能力に問題が無いかを確認するため、勤務先に確認の電話が入ります。これを在籍確認(在確)といいます。
実際の在籍確認においては銀行側の担当者が個人名でかけてきて、簡単な質問をして終了します。
その人が会社に在籍している事さえ分かればいいので、「○○は現在席を外しております」など簡単な受け答えだけで終わることもあります。
そのため、勤務先に楽天銀行の住宅ローンを申し込んでいることがバレることはありませんので、その点は心配いりません。
在籍確認は申し込み者の返済能力を確認する上で重要なので、本人が明らかに在籍していることが分かるような場合でなければ、審査をするうえで必ず行われます。
楽天銀行の住宅ローンを申し込んだ場合、基本的に勤務先への在籍確認は行われるものと思っておいてください。
楽天銀行住宅ローン審査に通らない審査に落ちる理由
楽天銀行の住宅ローン審査に否決される理由は人それぞれで、全ての人が同じ理由や原因ではありません。
一例を挙げると、次のようなものがあります。
- 貸し付け金額や返済額が年収に対して高い
- 住宅ローンの他にも債務がある
- 収入が不安定な職業である
- 過去の延滞歴や債務整理を問題視された
- 健康状態等の理由により団信の審査に通らない
住宅ローンの審査は、貸し付ける金額が高額なため、厳しくおこなわれるのが基本です。
貸し付けたお金が、完済まで継続して支払いができるかを見極めることになります。
住宅ローン審査の場合には、各銀行や金融機関などで審査の基準があり、審査の基準は公表されていません。
また、審査に落ちた場合、落ちた理由を知ることはできません。
借入金額や借入件数が多く残っていると、審査に通らないことがあります。
信用情報では、他社に延滞や遅れなどの情報が記録されていれば審査に通ることはありません。
銀行など金融機関は、審査で返済負担率を重視していて、年収に対して住宅ローンやその他のローンの返済額の割合が大きいと判断される場合は審査に落ちることになります。
年収の割に高額な住宅ローンを組もうとしたり、住宅ローンの他にも債務があると、返済額がそれだけ大きくなるので、審査に落ちやすくなります。
団信に加入するにも審査がある
また、住宅ローンにおいては団体信用生命保険の加入が必須になっていることが融資を受ける条件になっている銀行や金融機関が多いです。
団体信用生命保険の加入時にも審査が行われ、その人の健康状態等を確認します。
ここで団信の審査に通らない場合は、住宅ローンを利用できなくなります。
団信の審査に通らない場合はフラット35なら借りられる
なお、楽天銀行のフラット35は団体信用生命保険の加入は必須ではなく任意になっています。そのため団信の審査に通らなかったとしても、フラット35であれば借りられる場合があります。
団信の審査に通らない場合や、審査に不安がある方はフラット35についても検討してみると良いでしょう。
ただし団信に加入しない場合、万が一高度障害や死亡等によって住宅ローンが支払えなくなった際にも債務が残ってしまう点には注意する必要があります。
楽天銀行の住宅ローン口コミ
実際に楽天銀行で住宅ローンを借りた方の口コミをいくつかピックアップして紹介します。
金利・諸費用を含めた総コストの安さと団信の充実さで決めました。
価格comレビュー(楽天銀行住宅ローン)
融資事務手数料がいくら借りても定額というのは非常に魅力的です。
団信は検討していた当初は全疾病特約付きではなく、それが付いていた住信SBIにしようと考えていましたが、最終決定前に突然楽天銀行が全疾病特約付団信を投入したので、逆転で楽天銀行になりました。
フラット35に落ちました。しかも仮審査の段階で。
農協系とか、地方銀行とか、書面審査の前の相談の段階で門前払いでした。まあ、単身世帯&非正社員&38歳&頭金無し&かなりわがまま利かせた注文住宅・・・という状態が悪かったのだとは思います。
(そんな状態で家を買おうと思うなと某地方銀行の相談員に言われました)自分は10年以上、楽天銀行を主銀行とし、楽天カードと楽天市場を中心に家電などを購入してきました。
そこで、楽天銀行に相談。
親身に何度も相談にのって頂き、「審査前に取るべき行動」のヒントをいくつか教えてもらいました。
(具体的な事は言えない?ようで、なので、本当にヒント。それを元にネットで色々と調べました。)例えば、クレジットカードを全て返済・解約してカードを破棄するとか。
結果、希望額を減額される事も無く、満額借入を受け入れてもらえました。
価格comレビュー(楽天銀行住宅ローン)
しかも一度も会う事も無く全てがネットで完結しました。
もともと長期固定金利で借り入れしたいと思っていて、フラット35エコが利用できる住宅だったので、金利、諸費用等のトータルコスト面で楽天銀行を選びました。
ネット銀行であり、すべてメールでのやりとり、そして自分たちですべて行わないといけないということで、不安がありました。しかし、提出書類のことでわからないことは電話で何度も問い合わせしましたがいつも分かりやすく対応していただき、そのおかげで書類等に不備なく、書類提出3日後に承認がおりました。時間がかかると聞いていたのですが、とても早い回答でとても満足です。
また土地の決済の期限まで時間がなかったのですが、その点に関しても柔軟に対応してくださり、土地の決済日に融資実行していただけました。
最初の提出書類の準備は少し大変かもしれませんが、その分低金利で借り入れできるのは長期的に見るとメリットが大きいです。
ただメールでのやりとりがほとんどで、銀行からの連絡などがあれば早めに対応できるようにしなければならないので、メールなどネット環境になれていなければ大変かもしれません。
価格comレビュー(楽天銀行住宅ローン)
楽天銀行以外でも検討したいなら一括審査サイトがオススメ
当記事では楽天銀行の住宅ローンについて見てきましたが、住宅ローンを提供している銀行は数多くあるので、どれがよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。
新規でローンを組む場合も、借り換えをする場合も他行と比較することはとても大事です。
楽天銀行の住宅ローンは事務手数料が安いといったメリットがありますが、他行と比較してお得かどうかは、借入額、金利タイプの希望などによります。
また、銀行によって審査の通りやすさなども微妙に違うので、そのあたりも加味する必要があります。
そんな時に便利なのがモゲチェックで、モゲチェックを利用すれば自分の状況にあった住宅ローンを探すことができ、その住宅ローンの審査に通りそうかどうかも把握できます。
楽天銀行の住宅ローンはもちろん、他にも様々な住宅ローンを比較でき、料金も発生しません。
住宅ローンをこれから借りたいという方や、借り換えを検討している方は一度登録してみることをおすすめします。